「マイナンバーカード」について考えてみましょう 

私の住まいは京都市伏見区です。京都市は小学校単位で「学区」と呼ばれています。「藤城学区」と言います。
この学区を単位に、地域の各種団体が構成されています。
その中の一つに「藤城連合実年会」があり、毎月「実年会だより」(P20)は発行されています。

この「実年会だより」8月号に投稿する記事を作成しましたので、紹介いたします。

高齢者の皆さまにとっても、身近になってきた「マイナンバーカード」
けれども、まだ申請していない、という方も多いのではないでしょうか。

このカードについて、メリット・デメリット・申請方法などをわかりやすくご紹介いたします。
マイナンバーカードとは?
「マイナンバー(個人番号)」は、住民票のあるすべての方に割り当てられた12桁の番号です。
「マイナンバーカード」は、この番号と氏名・生年月日・顔写真が記載されたICチップ付きのカードです。
健康保険証としても使え、公的な身分証明書としての機能も持っています。

どんなメリットがあるの?
① 本人確認が一枚で完結
 運転免許証がない方も、マイナンバーカードがあれば銀行口座の開設や年金手続きの際に、身分証として利用できます。
② 健康保険証として使える
 病院や薬局でマイナンバーカードを提示すれば、健康保険証として利用できます。
 診療情報も共有されるため、重複投薬の防止などにも役立ちます。
③ 確定申告が自宅から可能に
 e-Tax(国税電子申告)を使えば、自宅にいながら申告ができます。
 カードリーダーが必要ですが、スマートフォンでも対応できる場合があります。

デメリットや注意点は?
① 紛失・盗難時の不安
  ICチップ付きとはいえ、カードを落とすと個人 情報が不安…と感じる方もおられます。
  ただし、暗証番号がないと情報は読み取れない仕組みですので、すぐに悪用されることはありません。
  紛失した場合はすぐにコールセンターや市役所に連絡しましょう。
② 暗証番号を忘れると使えない
  数字4桁などの暗証番号が必要です。もし忘れてしまった場合は、市役所で再設定が必要になります。
③ 操作に不安がある方も
  スマホやパソコンの操作が苦手な方は、手続きに不安を感じることもあるでしょう。

京都市での申請方法は?
 現在、京都市では次のような方法でカード申請が可能です
① スマートフォンやパソコンからのオンライン申請
  交付申請書に記載されたQRコードからスマートフォンで顔写真を撮り、そのまま申請が可能です。
② 郵送での申請
  申請書に顔写真を貼り、返信用封筒で送ります。家族の手助けを受けて申請する方も多いです。
③ 市役所・区役所での申請サポート
  深草支所で申請補助窓口が設置されています。職員の方が手続きのサポートをしてくださいます。
④ 出張申請サポート(京都市独自の取り組み)
  高齢者施設や集会所などに職員が出向いて申請を手伝ってくれる制度もあります。
  実年会などの団体で申し込めば、会場まで来てくれることもありますので、ご興味のある方は実年会にご相談を。

最後に 
 「難しそう」「必要ない」と思っていたマイナンバーカードも、意外と便利な面があります。
  高齢者の方にこそ、「自分の情報を守りながら安心して暮らすための道具」として活用していただければと願っております。  
  ご不明な点がある方は、行政窓口や、地域で活動する専門職に相談してみてください。

健康と笑顔を大切に、日々をお過ごしください。

 

  電話番号  090-7765-0544

     ラインID  ys6120846

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